技術紹介 technology

確かな技術でものづくりに取り組んでいます

産業機械関連の合成樹脂部品・FRP製品を皆様のニーズに合わせて送り出しています。

太平の強み

合成樹脂製品製造80年の歴史

1939年から合成樹脂製品の製造を開始し、総合プラスチックメーカーとしてタイカグライト(炭素繊維複合材料)、FRP製品、スーパーエンプラを3本の柱として、お客様にプラスチック製品を供給してきました。これからもお客様のニーズに応えるメーカーとして、業界の発展に寄与していきたいと考えています。

設計から組立までの一貫生産

製品金型設計・製造、試作品製作、成形、加工、組立までを一貫して生産することができます。また、製品は多品種・小ロットから量産まで対応しています。

多種多様な生産技術

弊社では、射出成形、圧縮成形、積層成形、トランスファー成形、SMC・BMC成形、FW成形、引抜成形、SW成形の様々な製作方法に対応しています。製品それぞれの成形方法に合ったやり方で、製品を生産しています。

品質保証部が高い品質をお約束します

「お客様に品質と満足を提供する」を目標に、不適合品がお客様に流出しないよう、日々検査作業を行っています。お客様に「太平の品質は安心」と言って頂けるよう、品質保証部一同努力しています。

太平は、全ての事業拠点で
国際品質保証規格ISO9001:2015
認証を取得しています。

製造工程

製品金型設計・製造

CADによる製品設計、金型設計により成形金型の製作をします。高機能樹脂、複合材等の高温成形金型、耐蝕材金型等先端技術に対応しています。

試作品製作

簡易金型・3Dプリンターでの成形及び樹脂素材の切削加工によるモデリング、試作品の制作をします。

原材料

豊富な材料から選択できます

複合成形材料 タイカグライト

熱硬化性樹脂と炭素繊維とを独自の技術で複合した成形材料で特殊添加剤によって自己潤滑性、耐摩耗性にすぐれた成形材料、成形品です。成形素材から削り出し品により性能の事前評価をする場合利用できます。

摺動部品、断熱、耐熱部品類

成形

射出成形

成形材料を加熱溶融させ、金型に射出充填し硬化させて成形品とする代表的な成形法。比較的大型品の成形。特にフッ素系やPEEK材等耐蝕成形品等の高機能エンプラの成形、加工が可能です。

スーパーエンプラ製品、配電カバー

圧縮成形(直圧成形)

熱硬化性樹脂を加熱した金型のキャビティに入れ圧縮成形機(プレス)にて加熱加圧する成形法。高強度で特性部材に適しています。

タイカグライト、ボビン

積層成形

ガラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊維などの織物に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを積層し、加熱加圧して一体成形品を造る成形法です。

絶縁部品、摺動部品、構造部品類

トランスファー成形

加熱したキャビティ内に1回分だけの材料を挿入し毎回加熱室に残留した硬化物(カル)を抜出します。均一硬化により成形ヒズミが小さく、寸法精度が高いです。

ツールホルダ

SMC成形

ガラス繊維にポリエステル樹脂を含浸させたシートを金型形状に裁断して加熱、加圧する成形法。単純な形状の成形品に適しています。

カバー、ラック類

BMC成形

ポリエステル樹脂とガラス繊維を混練して魂状にした成形材料を金型内へ投入して加熱加圧する成形法。複雑な形状の精密成形品に適しています。

端子台、蝶番、絶縁部品類

FW成形

補強材の繊維に樹脂を含浸させ、芯型に巻付けて成形する強化プラスチックの成形法で極めて強度の高い成形品となります。

GTRコア・ローラ(FRPコア・ローラ)

引抜成形

ガラス繊維の特殊組紐やロービングを基材とし、真空脱泡しながら樹脂を含浸させ、加熱した金型の中を引抜いて成形する強化プラスチックの連続引抜成形法です。

FRPボルト

SW成形

樹脂(フェノール・エポキシ等)を含浸させた紙・布基材を加圧加熱しながら連続的に捲きあげて成形します。高強度で表面の滑らかさが要求されるフィルム用コアや繊維機械部品にその特性が活かされます。

フィルム巻取積層管、ベークコア(フェノール紙積層管)類、ウェアリング類

熱硬化性射出成形

金型温度を高く保ち、スクリューシリンダー中で加熱可塑化させた成形材料を高圧で金型内に射出成形します。圧縮比の小さいスクリューを用いるのが特徴です。

繊維機械部品、電気機器部品

加工

CADによる製品設計、金型設計・製作はもとより精密部品のNC旋盤、NCフライス盤等による切削加工を1品からでも対応しております。

製品

お客様から求められたものが、最終的には様々な製品として形になり、お客様の元へお届け致します。

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